2008年11月14日金曜日

10月20日(月)いい一日

月曜日は毎週恒例の会議から始まる。相変わらず何を言ってるのかよくわからない。スペイン語、ホントにやばいな。そして(わからないながらも)一生懸命聞いているのだがちょっと気を抜いてあくびしたところをいつも見られる。今日は気を付けて見られないようにした。最近、ボスが会議のオチに俺を使うようになっている(例:今日は5人でココに行って。トーマス、ビクトル、タピア、フラゴ、それとう~ん、タダシ、違うな)。別にいいけど。
会議後、いつも通りラボラトリオにパソコンを持ち込んで仕事。途中、以前にドラム缶に指をはさんでしまった職員が来た。よく見たら指はつながっていた。どうやら骨折で済んだようだ。彼は元気だった。ちょっと気持ちが上向きになった。
仕事の後、先輩隊員と会った。以前パナマに協力隊員として赴任していた人が来るらしい。今住んでいるチリキ県の近くに原住民族の地区があり、彼はそこで活動していた。実は今年の4月の要請変更があって今の仕事をしているが、それがなければ自分もそこで働くはずだった。で、その原住民族地区で隊員の相棒として働いていた人が洪水で人を助けようとして亡くなったらしい。その地区での被害も大きく、協力隊OB会で募金を募り、彼が持って来た。パナマに着いて早々に現地へ向かったようだ。翌日、まだ赴任中の先輩隊員達と一緒に行くらしい。ちなみに奥様も同期の村落開発普及員(ニジェール派遣)とのこと。どうりで二人とも行動力があると思った。過去の隊員の話、活動の話、現在の話、色々と話を聞けた。飄々とした人で話していてとても楽しかった。彼のように村落で働きたかったが、今はもう媒介虫対策課で働いている。気持ちをしっかり切り換えて今の仕事に専念したい。食事後、日本から持ってきた麺、米、レトルトのカレーなどをもらった。やった。とりあえずうちで預ることにした。

10月19日(日)日曜の昼から飲みました。

朝食を作っていたら、ホストマザーが「エクアドルでシニアボランティアの方が亡くなったらしいわよ」と。ホストマザーの姉の家に何回かボランティアがホームステイしたことがあり、その関係で協力隊情報も入ってくる。びっくりしてしまった。心臓の病気でということだった。ご冥福をお祈り致します。
午後、前日に連絡があった先輩隊員と合流。途中でバスが故障したらしく乗り換えたりして大変だったらしい。中華で食事後に市内を見せようと思ったが大雨になってしまった為、中華で飲みながら話すことに。色々と話して面白かった。

10月18日(土)虹を撮りました。

朝から天気がよかったので近くの空港まで走る。なぜか道中で下半身と首がなく、毛がむしられた犬の死体が転がっており焦った。誰があんなことを。

帰ってきたら家族はどこかに出かけてしまっていたので一人でゆっくりした。軽く掃除をし、昨晩に洗濯した洗濯物を日向に干し。本を読んだり葉書を書いたり。

午後は暇だったのでネットカフェへ。途中、コクレ(ダビからバスで5時間の場所にある県)に住む先輩隊員から明日ダビに行くんだけど、という連絡があった。日曜日も何をしようか悩んでいたので正に渡りに船だった。

ネットカフェから帰るとホストマザーが誕生日おめでとうと言ってくれた。今日は姉の誕生日だけど、と言ったら、あらそうだったの?と言っていた。どうやら前に言った内容を勘違いしていたらしい。でも覚えていてくれたとわかってなんとなく気持ちが上向きになった。

10月17日(金)お休み

事務所に到着したらなんかピンクの服を着た人がたくさんいた。どうやら今日は乳がんの検査を促進するためのマーチをするらしい。媒介虫対策課のおじさんたちもマーチに駆り出された。しかもなぜかマーチの先頭… いや、数合わせなんだから後ろでしょ?と思いながらも歩いた。それにしてもチラシも配らないし音楽も流さないしメガホンもないし。ただの交通妨害に思った人もたくさんいただろう。
その後、調査に出るのかと思いきや結局調査に出ず。ん?今週仕事してない。ま、色々と調べたり資料を作ったりできたのでよしとしよう。

10月16日(木)え~?遅刻になるの?

朝、運よくタクシーがすぐにつかまったのでいつもより早めに事務所へ到着。朝6時45分。日本にいたときはまだ寝てる時間だ。今日も雨の為、みんなは休みのようだ。7時になってもカウンターパートが現れないのでどうしたのかと思ったら他の同僚から、「タダシが遅れてるみたいだから先に行くって言っておいてくれ」って言われたよ、と一言。何?いつもより早く出勤したのに。確かに、昨日色々と準備するように言われたが、出発時間のことは一言も言ってなかった。何回か携帯に電話したがつかまらないので諦め、事務所で資料を見返すことにした。無駄に一日を過ごしてしまった。
なんか最近また下向きになってきた。被害妄想だろうか。このセリフ、昨日の日記でも書いたな。

10月15日(水)ちょっと疲れ気味かも

昨日に引き続き今日も雨の為に調査がなくなった。みんな二連休だが、こちらはそうはいかないので昨日の続き。ある程度パワーポイントの資料をまとめ終えたがアニメーションのやり方がわからない上にスペイン語版のソフト。日本から「できるシリーズ」を送ってもらったがスペイン語版のソフトではどうしようもないので(バージョンも違うし)諦めて古新聞で折り鶴、手裏剣、ボールなどを作った。
そして意外なことがわかった。外国では日本と言えば車、テクノロジー、そして空手かと思っていたが、ここパナマでは空手よりも合気道の方が有名らしい。そういえば前のホームステイ先のお父さん(と言っても39歳なのでお兄さん)も以前に合気道をやっていて、日本人が来るということで若干期待していたらしい。確かにパナマ人は太ってはいるが身長は比較的小さい人が多いので空手よりも相手の力を利用する合気道の方が向いているのかもしれない。
先日に日本から料理本を送ってもらったのでそれを見ながらジャーマンポテトを作った。ジャガイモをレンジで蒸かすのにちょっと失敗してしまったが、次回には修正できそうだ。また一つレパートリーが増えた。夕飯を作ったら油がちょうどなくなってしまった。どこに捨てればいいのかホストファザーに聞いたら、「油は自分で買いなさい」と突然言われた。何?油は使っていいって言ってたじゃないか!最近、家族としっくりいってないし、なんとなく出て行ってほしいみたいな感じがする。被害妄想だろうか。引越し先を探そうかな。

10月14日(火)またもや言葉の壁・・・

今日は外に出て調査の予定だったが雨天中止。事務所で昨日の続きをやった。広域研修の最終日に活動に関してのプレゼンが予定されており、その為のパワーポイントでの発表資料作成。あまり慣れてない上にJICAから貸与されたパソコンにインストールされているMSオフィスソフトは全てスペイン語版… よくわからないままに一日が終わった。

10月13日(月)毎度書いてることですが。

土曜日にネットカフェでチェックした時にホンジュラスで予定されている広域研修の宿題がメールで届いていた。ついでにJICAパナマ20周年記念式典の招待状送付者確認依頼メールも届いていたのでカウンターパートに確認。活動上の問題点を洗い出す目的の課題だったがまだ活動に取り組み始めたばかりなのでスペイン語以外の問題点を書けない自分が恥ずかしかった。

10月12日(日)手抜きではありません再び

午前中はいつものように掃除や洗濯。読書をしてから昼食を済ませネットカフェへ。いつものように時間が過ぎて行った。

10月11日(土)励まされます

今日も昨日に続きフロンテーラへ。今日はたくさんのボウフラを発見!ちょっと多すぎる。意識低いな。うちのスタッフが、「彼はわざわざ日本から来た蚊の専門家なんだよ。これでどれだけ危険な状況なのかわかるでしょ?」と平気な顔をして嘘をついていた。まぁ、これはいい嘘なので問題なし。

ある家でボウフラを探しているときに子供たち(10歳、11歳男児)が寄って来たので新聞で折った手裏剣をあげたら喜んでいた。折り方を描いた紙を偶然持っていたのでそれもあげた。忍者や手裏剣については多少の知識があるようだ。
帰宅後ネットカフェへ。駒ヶ根の生活班でのメーリングリストでメッセージが飛び交っていた。みんな色々と大変なようだが頑張っているようだ。負けていられない。ちょっと気づいたので手首の写真を撮ってみた。かなり日焼けした。

10月10日(金)折り鶴

デング熱調査でコスタリカ国境沿いの町Paso Canoasへ。通称Frontera。何回も来ているのでなんとなく町の様子もわかってきた。昼食中、子供たちにあげようと折り鶴や手裏剣を古新聞で折っていたら同僚が、「うちの子供にあげたいから2つ作って」と言ってきた。折り鶴、かなり好評だ。帰り、いつも行くスーパーの前を通ったので、ここで降ろして、と言った後にまた月曜日、と言ったら同僚が「明日も仕事だよ」と一言。また休日出勤…