2009年10月23日金曜日

4月13日~4月17日 初出張です。突撃、先住民自治区!

先住民自治区へ出張。マラリアの調査に同行し、一緒にシャーガス病の調査を行った。以前に一回、先輩隊員が住む先住民自治区の村へ1泊したことはあるが、先住民自治区に業務で来たのは初めて。


宿泊は保健所の横にある保健省職員向けの宿泊所。村に電気はないのだが、保健所には太陽発電の装置が設置してあり電気がある。ここから宿泊所までコードを引っ張っているのでテレビや携帯の充電などはできた。かなり快適だった。


ただし、村人の生活は一様に貧しいといえるものだった。まともに壁がない家も多く、これは本当に厳しい生活だということがすぐにわかった。1週間調査を行ったが幸運にもこの地域にはサシガメがほとんどいないらしく調査でも見つからなかったし、見たことがあるという人もいなかった。次回からは別の村にも行こうということで同僚と話し合った。


この出張中、一回保健省事務所に行く機会があり、その時に保健所リストをくれるように頼んでおいた。2日後、取りに行ったらまだできてないという。大した資料ではないのに。次はいつ来るの?と聞かれたから次に来る時までに資料を作りたいから事前に頼んだんだ!と言った。仕事とはどういうものなのかが本質的にわかってない人が多い。


調査中、一緒に回った職員が「タダシが帰ったら俺たちがやらないとな。大変だ。」と言っていた。ちゃんと状況を理解しているようなので安心した。

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