2008年7月20日日曜日

なんで!?

7月17日、18日で職場訪問があった。カウンターパートが17日にJICA主催の会議に出席するためパナマシティに来るという。調整員の方から連絡があり、「明日は会議に出て、その後、チリキ(7月末から働く場所の地名)に行ってください」とのこと。それならばカウンターパートも一緒なので安心。楽ちんと思ってたのが大間違いでした。

まず、会議は早くに終わる予定だったのが4時過ぎ終了に。協力隊員は夜間移動が禁止されており、チリキはパナマからバスで約7時間の場所なので、当初は1時くらいには抜けてチリキに向かう予定だったが、カウンターパートも一緒だから大丈夫だろうということで最後まで会議に出席。4時45分にバスターミナル着。次のバスは? ・・・5時45分・・・ 1時間待ちました。そこでやっと乗車。常夏のパナマで真冬並み(大袈裟です)に冷えたバスで移動。途中、30分の休憩を挟みながら順調に進みました。途中までは。途中で検問がありIDを見せろとのこと。パスポートの原本を持ち歩くのは危ないからやめた方がいいと忠告されていた私は迷わずコピーを提出。検査官がちょっと見てから、バスを降りろとの指示。え~?マジ?結局カウンターパートの人にも降りてもらい、バスを待たせるわけにもいかないので先に行かせました。最近、中国人の不法入国が多いとのこと。日本人も中国人も見分けはつかないでしょう。日本人はパナマに300人しかいないし。しかもビザが入国後30日間有効のもので、発行日は5月28日。実際には6月24日に入国したのでまだ不法滞在ではないのだが、パスポートのオリジナルを持っていないので入国日を証明することができず。結局、カウンターパートが一筆書いてくれてその場はなんとか収まりましたが、今度はチリキに行くバスがない!もう夜中のことなのでタクシーも流してないし。結局、30分くらい待って次のバスが来たので、それに乗せてもらいました。

チリキの県都、ダビッドに着いたのが午前1時半、それから予約したはずのホテルに行ったのですが、なんと予約がないし、部屋も空いてないという。どうやら、ネットで調べたのは別のホテルだったらしい・・・ そこからホテルを探し、なんとか夜中2時過ぎにホテル確保。それからすぐ寝て朝、久しぶりのお湯シャワーを楽しんでから待ち合わせして職場へ。

みんな何言ってるのかわかりませんが、とりあえずいい人そうだ。ま、地方局とはいえ国の省庁に努める役人なのだからみんないい人だし、きっと優秀なのだろう。隣の局に美人がいて、ラッキー!と思ったがすでに結婚していると聞かされ若干のショックを受ける。ホームステイ先の候補2件を回り、職場で簡単な打ち合わせ。そこで核心に触れてみました。「俺に何を期待している?」 答えは、「みんなが持っている知識や経験をお前は持っていない。だからこれからみんなで教える。でもお前しか持っていない経験もたくさんある。一般企業で務めてきた経験をここで活かして、みんなに教えてほしい」とのこと。なかなか難しい。でもやりがいのある仕事だと思った。

午後2時にチリキを出発。6時間半かけてチョレラへ。結局、移動時間の方がチリキ滞在時間よりも短かったが、それなりに内容はしっかりした出張だったと思う。

チリキの空はきれいだったので写真を撮りました。見て下さい。

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