2008年10月13日月曜日

9月23日(火) マラリア殺虫剤噴霧(見てるだけ)

前日に言われた通り、マラリアの活動を行っている地域へ。調査ではなく噴霧の方を見た。見た、というか写真を撮ってという依頼だったので噴霧の写真撮影をした。デング熱の蚊とは違う殺虫剤、噴霧器を使っていた。しかもマラリア用だけで2種類ある。液体の溶剤と粉末の溶剤。両方とも同じ噴霧器で殺虫剤を撒く。水で希釈する部分も同じ。液体の溶剤がペンキで塗った壁用、粉末がブロックやトタンの壁用とのこと。デング熱対策用の噴霧よりも丁寧に行っているような気がした。デング熱の蚊とマラリアの蚊ではなぜ殺虫剤が違うのか質問したら、どっちにも有効だが、より効果的と言う普通の答えが。ただ、マラリア用は4週間以上効用が続くらしい。
15人近くの同僚が保健省所属の家で合宿生活を行っている。あまり衛生状態もいいようには思えなかったが、マラリアとわかった場合は1週間薬を飲まないといけない。毎日自分の目の前で飲ませるためにこういう活動も必要らしい。大変だ。
今日も同僚から「チノ」と言われたので、日本人だと主張。こういう地道なことも必要なのかと思う。協力隊として来たからには日本という国をもっと知ってもらう努力もしたい。

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